3年B組金八先生シーズン7おすすめ回・見所解説
どうも。あやねです。
前回、一気に第6シリーズまで書き上げたのですが
そのせいで一ヶ月の画像投稿枚数制限をオーバーしてしまってブログを書けませんでした。
月が変わった今、残り2シリーズ書いて行きたいと思います。
今回は2005年に放送された第7シリーズに関して書いていきたいと思います。
第7シリーズは放送時、私はリアル中学3年生でして
当時私はまだ金八を見ていなかったのですが周りの友人達が「麻薬やばい」、「ドラッグやばい」
とこのシリーズの感想を言っていました。
その感想のように今シーズンのテーマはドラッグ
そしてこのシーズンの中心人物は丸山しゅう
私たち世代は金八先生というと丸山しゅうのイメージが強くて金八先生が好きって言うと
「あー金八先生ってあれでしょ!生徒が麻薬をやる不良ばっかりのやつ。」
と言われるんですが、
それは違う!!!!みんないい子!!!!
丸山しゅうがドラックに手を染めるには好奇心ではなく、様々な要因がありまして、はじまりはしゅうの父親がトラックで事故を起こしたところから始まります。
でも家の前に事故したトラックを放置し続けるのはどうかと思うぞ。
そして今シーズンから登場する飯島弥生は
軽度の知的障害を持つ初の女性生徒ですが
彼女の天真爛漫な笑顔が
クラスの雰囲気を変えるムードメーカーとなります。
さて今回も好きな回をあげていきます。
第5話「踊れ!魂のソーラン」
授業をボイコットされたり、まだ生徒との信頼関係が築けていなかったこの回では
反抗的で文化祭にも無気力な生徒に対して金八は
「君たちには無理だろうけど、ソーラン節が文化祭で1位をとれれば頭を下げる」と挑発的な宣言をします。
その態度に思わず「やってやるよ!!」と闘志を燃やす生徒たち
3BのOB達の力も借りて夜な夜な練習に励む生徒達
筋トレしたり、ソーラン節の力強さを会得しようと鉄の棒引っ張ったり、
今までのソーラン節に比べたらかなりスポ根な練習を繰り広げます
そしていよいよ勝負の文化祭当日
金八「勝負だ!!伸太郎!!!!」
果たして3Bのソーラン節は1位をとることができるのでしょうか・・・!!
第14話「車掌がトラメガを捨てたわけ」
トラメガ(拡声器)で、いつも電車の車掌風に喋る「車掌」こと金丸博明は
片思いをしている坪井典子に告白をするが
「こういうことをマイクを使う人って最低だと思う!!」
とふられてしまう。
実は車掌はトラメガなしで話すことができない
トラメガ依存症の状態にまでなっていて、なんとかトラメガなしで話せるように努力をするが・・・
そんな車掌の目の前である事件が発生。
果たして車掌はトラメガを捨てることができるのか!?
第22話「25年目の贈る言葉」
しゅうのドラッグ依存の責任感から辞表を提出する金八
桜中学の職員、生徒から引き止められるが金八は意気消沈の状態
それを見た伸太郎が
「てか、あんた誰?俺の目の前にいるあんたは誰だって聞いてるんだろうが・・・」
「あんた金八先生じゃねぇのかよ!!!!!!!」
これは金八シリーズでも5本の指には入る名台詞だと思います。
全シリーズを見てると特にこの言葉に重みがあって、
今までは生徒達のことを思う、ある意味スーパー教師の金八でしたが、
歳をとるにつれ、新たな問題にぶちあたり、徐々に弱気な描写が目立ってきます。
そこに喝を入れてくれたおかげで非常に個人的には心を揺さぶられたシーンです。
人によって賛否両論ある回だと思いますが、必見の回だと思います。
さて最後に印象的な生徒を書いていこうと思います。
まずは狩野伸太郎
今では人気俳優の濱田岳さんが演じています。
狩野と書いて「かの」ではなく、「かのう」と読みます
(画像は第1回目に金八が名前を読み間違えて訂正するシーン)
実家はお金持ちなのに、この両親、給食費を払わないモンスターペアレント
この話は第15話「給食費未払いの3年両親」で語られます。
園上征幸
通称「ソン」
同じ桜中学に通う弟は耳に少し障害があり、補聴器をつけているが
その補聴器が悪戯で同級生に壊されたと知り、血相を変えて弟のクラスまで押し掛ける弟思いの良いお兄ちゃん。(第3話「悪魔のささやき」)
最近、都議会選にソン演じる平慶翔さんが出馬され見事、当選されましたが
そのときすごい怒っていたので
「どうした!!また弟の補聴器を壊されたか!!!」
と思いましたが、自分の名前を勝手に誓約書に署名として書かれたそうですね。
そりゃ怒って良いわ。
小野孝太郎(画像左)
いつもゲームショップの息子の長坂和晃(画像右)とつるんでいるが、
和晃のゲームショップから勝手にゲームを持っていたりすることから和晃の母親から縁を切るように言われるまでの問題児
悪い大人にタバコと騙されてマリファナを吸ってしまう事件を起こしますが
その様子を武勇伝として語ってしまうほどの正義感のなさ。
ある日、ゲームセンターで喧嘩沙汰になった孝太郎
3Bから問題を起こしたことで責められる孝太郎でしたが
実は孝太郎は麻薬撲滅を掲げたポスターをゲームセンターに貼るつもりが
高校生に絡まれてしまったのです。
実は孝太郎も金八の授業や丸山しゅうのことを知り、麻薬の怖さを知り、
そして伝えていこうと改心していたのです。(第21話「揺れる金八、大揺れの3B」)
そんな孝太郎は今では、ラグビーに出会い、
すっかり改心した良い大人になっていました。
真ん中が孝太郎役の竹内友哉さん。現在アコムのCMにご出演されています。
立派になったな・・・孝太郎・・・
さて次回は遂に最終シーズンである第8シリーズを紹介したいと思います!
3年B組金八先生シーズン6おすすめ回・見所解説
ちなみに第6シリーズでまず特筆しなければならないことが、
OPでお馴染みの外国人ランナーの太ももがとってもむっちりしていることです!!
これ金八だよね?
あのトイレ掃除だけで1時間お送りしていた金八だよね
姉が不良グループに性的暴力を受けた後に殺害され、
体は女だが心は男 女扱いされるのを嫌悪し、度々トラブルを起こしている。
(ちなみに後ろの殺し屋みたいな凄みのあるオーラを出しているのはお母さん)
ちなみに第6シーズンから英語の授業に外国人先生がアシスタントにつくことになりました。
その名もジュリア・ローソン先生
ちなみに第3話ではローソン先生が高らかに職員室でゴスペルを熱唱します。
(ちなみにどういう流れでゴスペルを熱唱しているのかは全く持って謎です)
あと第5シリーズで併設されたデイケアセンターですが
ここから忘れられたのかほぼ、出てきません!!!
個人的に突っ込みたい人物がこの長谷川賢
落ち着きと思いやりがあり、
クラスをまとめるリーダー的なポジションなのですが
第2話でクラスが騒ぎになったとき
おもむろに笛を吹きだす長谷川(ベートーベンの「運命」)
すると不思議と静まる教室・・・
能 力 者 か よ ! ! ! !
あのリコーダーには一体どんな秘密が・・・
あとyesterdayの正体が鶴本直だと分かり、
お互いが分かりあえたときに言った
「君はもうyesterdayじゃない、今日から君はTomorrowだ!!」
良い言葉だなぁ・・・
・・・
いや、どういうことだよ!!!
第6シリーズ好きな人はだいたいハセケン大好きって子が多いのでこっそり吐き出してみました。
あともう一つ重大なことがありました。
耕 作 が ガ ン
どんだけ重いんや!!!悲劇と悲劇のミルフィーユ状態!!!
このテンションの時代の金八はどこに!!
めちゃくちゃ暗い第6シリーズですが私が好きな生徒を紹介していきます。
信太宏文
通称:ノブタ
関西弁をしゃべる生徒で遅刻常習者。 実家は工場をやっている
両親は途中で離婚。
北村充宏
通称:ミッチー 男性だが女性が多い環境で育った影響で女性的なしゃべり方をする そのせいで小学生の頃はかなり悪質ないじめに遭う
鶴本直が気に入らず、陥れようと画策するが・・・
おもーい!!おもいおもいよ!!小沢さん!!
食べ放題3件はしごしてるのかってぐらいおもいよー!!
ソーラン節の先輩である兼末たちと共に一生懸命に練習し、
本番でも全力でやりきるのですが・・・
結果は4位
果たして1位はどのクラスだったかというと・・・
ドラえ門という門をつくった2年生の花子先生のクラスになります。
(このエピソードはFUJIWARAの原西さんがよく話してますよね)
第15話「お腹の子供が動く」
笠井美由紀は小林先生に片思い中
やたら小林先生につきまとう美由紀だったが、
ある日「お腹の中に赤ちゃんがいる」とカミングアウトし、クラスは大混乱。
相手は小林先生だと美由紀は言い張るが・・・
私も先生に恋する生徒が中学生のときにいたので、
この厄介な感じがすごくわかるというか・・・
ちなみに第7シリーズでは美由紀の弟が3-Bに登場します。
第17話「出会い系サイトの罠」
佐々木和徳と本田奈津美は3-Bでも有名なカップルだったが
同じ高校に合格できず破局
苛立った奈津美は出会い系サイトで知り合った高校生と会う約束をするが、 そこにやってきたのは・・・
金八らしからぬカーチェイス戦がある回。
第6シリーズは単発では終わらないエピソードが多くあり、 信太家の家庭問題、 鶴本直とミッチー、木村美紀などの確執、 成迫のトラウマや今井儀の兄の非行など続きが気になる展開が盛りだくさんです。
3年B組金八先生シーズン5おすすめ回・見所解説
どうも。あやねです。
今回はファンも多い1999年~2000年に放送された第5シリーズに関して書いていきたいと思います。
今までの金八は生徒一人一人のエピソードを紹介する1話完結形式が多かったのですが、
今回の第5シリーズ 兼末健次郎という生徒のエピソードの割合が多いため、昔からの金八ファンにとっては少しとっつきにくい作品かもしれません。
まずは兼末健次郎のご紹介もします。
お金持ちの家庭に生まれ、学力も優秀でリーダーシップもあり、愛想も良い、いかにも優等生という生徒ですが
実は3-Bを仕切るボスという側面もあります。
近所では理想の家庭として知られる兼末家ですが、
実はひきこもりで暴力的な兄がいて、その事実を家族ぐるみで隠蔽をしています。
この家族怖いなぁと思っていたのですが一番怖かったのが
色々事件があったゴタゴタのせいもあるのですが
お母さんが高校に入学金振り込むの忘れていて、
健次郎の第一志望の開栄高校の合格が取り消しになったことです。
金八史上最大のうっかり。
私も最初は結構、苦手意識を持ってみていたのですが
当時放送されていたGTOをもじって
小田切先生を「桜中のGTO」という通り名にしたり、
小田切先生が生徒をバイクに乗せようとしてヘルメットを投げるんですが
うまくキャッチできず・・・
本田先生「(ドラマの)GTOみたいに上手くいかないんですね」
小田切先生「あれはフジテレビですから」
というウィットに富んだジョークは相変わらずです。
ただ非常にGTOを意識しているのか、後述のデイケアセンターの方々が文化祭の展示にやる気になっている様子を小田切先生が
「これはもうG、O、Pですね!グレート・オールド・パワー!」と言ったのは、ちょっと意味わからなかったです。
話を本筋に戻しまして
それまで3-Bの担任だった中野先生が兼末を始めとする生徒たちによって追い詰められ、休職したために代理として担任になった金八。
第1話からいじめ方がえぐい・・・
ちなみに金八は全シリーズを通してラサール石井さん、小宮さん、渡辺正行さんが出ているのでコント赤信号、全員出てるんですね。
あと大きな変化が
桜中学の空き教室を利用してデイサービスセンターが併設されたことと
桜中学に金八の息子の耕作が!元々3-B生徒だったのですが、
中野先生休職後、さすがに父親と同じクラスはまずいと隣の北先生のクラスに異動することに。
今回も好きな回や主要なエピソードを紹介していきたいと思います。
第4話「僕のエッチな過去」
クラス一の秀才 市村はたまたまプール授業の移動中に平吹有里子のブラジャーを拾った場面を兼末に見られてしまい、
兼末の言いなりになってしまう
まぁ、正常な男子中学生なら女子の下着に興味を持つのも当然なわけで・・・
ただ嗅ぎ方が特殊!!
なぜか差し込む後光!
そしてこの回で健次郎の兄が登場します。
引きこもりという設定なのですが
下着でうろつき、
「ヘア!へア!」といつも謎の鳴き声をあげてながら、
乱雑に食事をし、なぜか夜中にマラソンをするという謎の人物
ちなみにこのお兄さんを演じた俳優さん、
本シリーズ終了後に同じTBSの教習所物語で「カネスエ」って役で出演してるのね。
同一人物って設定なんだろうか。教習所物語も武田鉄矢出てるし。
第6話「踊る!大文化祭」
このシーズンで初めて文化祭でソーラン節が登場です。
ただこのころは前半は加藤バーバラが一輪車で登場し、その周りをローラースケートで他の生徒達がぐるぐる滑るという謎の構成
そして後半のソーラン節のときも
なぜかギターで演奏する生徒がいるんですがBGMが爆音過ぎて無意味
今回の文化祭では生徒達だけではなく、
デイケアセンターのお年寄りたちも展示作品を制作しました。
で け ぇ よ !
そして一番好きな回が
第18話「自分を探す旅」
ガリ勉の森山は第一志望であった開栄高校に不合格になり、
自主勉強で大検をとると言い張るが(※ここまでは第17話)
学校に行かなくなるのは勿体ないと
金八の勧めで定時制の高校を受験することになる
定時制を受験するあらゆる事情を持つ人々を見て
森山は初めて勉強以外に人や生き方に興味を持つようになる。
一方、すし屋の息子の深川は夜の荒川の土手に沿ってひとり旅に出ることにした。
大森巡査と金八は深川を見つけるが、せっかくの自分で決意した一人旅、
連れて帰ってしまうのはかわいそうだとそっと見守ることに・・・
第22話「特別授業は大混乱」
第4シリーズの「インドカレーの神秘」の第5シリーズ版
金八の「手と目と声で、勉強しよ~う!」の掛け声もほのぼのしていて好き
ちなみにこのケナフはその後も時折出てきます。
ちなみに遠藤先生はケナフとソーラン節と金八の娘 乙女ちゃんへの熱意がすごい先生と思っておけば大丈夫です。
ほのぼの回かなと思っていたら途中でセクシーな展開があって驚き!
※画像は私でモザイクをかけています。
無修正版が見たい人は今すぐDVDをチェック!!!
ちなみに私が初めてテレビでOPPAIを見たのはこの番組でした
ザッピングしていたら急に出てきてびっくりした思い出(当時はこの番組が金八だと認識してなかった)
ちなみに北先生は第4シリーズでこの授業にやり甲斐を得たからか
校外学習に出かけます!はしゃぐ北先生可愛い♡
向かった先はゴミ処理場
NHKの教育ビデオ並に丁寧にゴミがどう処理されるのか説明していく、大変為になる回です。
さて次は好きな生徒をご紹介します。
入船 力也
思春期特有のもやもやからか夜中に桜中学の窓ガラスを一人でガンガン割るという
尾崎豊的世界の体現者
もの凄いハイテンションでガラスを割るのですが、静止画でお伝えできないのが残念。是非DVDでご覧ください
あとスペシャル版でのガラスの割り方が衝撃的でした。
躊躇なく頭から突っ込む!!
桜田 友子
実家がとび職であることから「べらんめえ口調」
正義感と芯が強く、金八をビンタしたことでも有名な生徒
このビンタ、アドリブ説があるんだけど本当はどうなんだろう・・・
小野寺良輔
通称「デラ」
発達障害を持っているが、第4シリーズの桜木と違うのがクラスに溶け込んでいるところ。
よく教室を抜け出して徘徊するが、金八も「散歩」と称して別に止めたりはしないところが金八らしい
デイケアセンターのお年寄りたちと仲が良い。
田口 三郎
特に目立ったエピソードはないんですが、
金八から生徒一人一人に贈る言葉で他の生徒はいい感じのこと言われてるのに
「三郎」という意味は、三番目に生まれた男の子、という意味があります。太郎、次郎に負けるな、三郎!
という適当にも程がある言葉を贈られた生徒です。可哀想。
座席表で見る金八キャラ分布図
どうも。あやねです。
第4シリーズまで紹介が終わり、折り返し地点ということで
タイトルのように金八において、そのキャラの生徒がどこにいるのか
分かりやすく分布図をつくってみました。
まずは不良・問題生徒部門
中央の列に集まる傾向があるみたい。
不良で裏でこそこそやるからこそ後ろの方が都合がいいのかもしれないですね。
そして学級委員部門
第5シリーズから第8シリーズまでは学級委員は固定の位置みたいですね。
第8シリーズが4人いるのは前期学級委員と後期学級委員がいるためです。
そして笑顔が可愛い生徒部門
金八に一人は小柄で笑顔が可愛い男子がいるんですよ!
ほ ぼ 前 か ら 2 番 目
そしてガリ勉キャラ部門
ほ ぼ 窓 側 列 の 前 か ら 2 番 目
そしてお気づきでしょうか。
廊下側にほぼキャラクター系がいないことを・・・!!!
廊下側はあまりフィーチャーされない傾向があるんです。
だからみなさんできるだけ廊下側の生徒も見てあげてください!!
ちなみに筆者が金八の生徒だったら座りたい席はここです。
廊下側から2列目の一番前の席です。
え?なんでかって?
金八に一番頭ぽんぽんされる席だからです!!!!!
3年B組金八先生シーズン4おすすめ回・見所解説
どうも。あやねです。
1995年放送の第4シリーズに関して書いていきたいと思います。
平成初の金八で私がこの世に生を受けて初めての金八になります(1990年生まれ)
この第4シリーズは第2シリーズと競うぐらい私の中でお気に入りのシリーズなので、しっかり語らせていただきたいと思います。
この第4シリーズのテーマはズバリ「いじめ」
これは今でも言える事なんですが平成に入ってから
昭和の頃よりも教師の目に見えないものになり、社会的にも問題となっていたテーマですね。
ちなみに1981年第2シリーズのいじめは
みんなで大量のおまんじゅうを食べさせるといったものでした。
(第2シリーズ第3話「まんじゅう騒動」より)
さて第3シリーズから7年たった金八はどうしていたかというと
なんと文部省で働いていました。
しかし第2シリーズでは嫌味な教頭だった野村校長から
金八に桜中学に戻ってほしいと依頼を受けます。
野村校長はこのシリーズだと病気がちな描写をされているんですが
演じられた早崎分司さん自身も実際、病魔に襲われており、この最終回の放送日に他界されました。
第2シリーズの野村教頭は苦手でしたが
このシリーズの野村校長先生は大好きです。
そして金八の家族も成長しており、乙女ちゃんは中学生、耕作は小学生、
そして里美さんは
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええ!!!
そんな驚きの第4シリーズの主要人物と好きな回を紹介していきます。
まずは桜木伸也
軽度の知的障害を持つ彼は
男子たちの格好のいじめのターゲットになってしまいます。
しかし、彼のやさしい思いが3Bそのものを変えるキーマンでもあります。
広島美香
容姿端麗で優等生ですが
裏の顔はクラスのボス的存在です
蓑田紀美
宮沢歩
あれ・・・宮沢って。
そうです!第1シリーズの保と雪乃の息子です!!
まぁ、あんなに小さかった子がこんなに大きくなって(親戚感覚)
続きましておすすめ回を紹介します。
まずは第10話、第11話「十五歳の母と父」
両親が自分を生んだ年齢と同じ年齢になった歩。
心の中で自分の生い立ちを恥じてきた歩ですが、クラスメートに揶揄されたことからその気持ちが爆発します。
第1シーズンで綺麗にまとまったと思っていましたが、敢えて暗部にフォーカスをあてた作品。
卒業後、保、雪乃、歩のそれぞれの気持ちや辛さを知ることができます。
第21話「インドカレーの神秘」
受験シーズンが終わり、
卒業前に本当に先生がみんなに伝えたいことを授業することに。
第2シーズンの「生きることは学ぶこと」に通ずる教育に関して考えられる作品。
生徒たちの生き生きした表情と先生の楽しそうな姿でこちらまで楽しくなってくる作品。
この北先生の涙と
ラストシーンの「楽しかったね」と言いながら帰る生徒達
そして仲良く帰る先生達の姿も印象的です。
第4話「イジメ問題大討論」
金八先生ではホームルームで金八が生徒に教え伝えることを「お説教」と呼んでいるんですが、
そんなお説教の中でも一番心に響いた作品。
「君たちは15歳 死ぬなんて言葉をそう簡単に使うなよ!!!」
という名言を残した回です。
個人的には苦しいぐらい号泣した作品です。
辛いとき、悲しいときは繰り返しこの回を見ています
(一時期、録音した音声をiPodに入れてたぐらい)
ちなみにHPの冒頭の文章もこのお説教の言葉から引用しています。
実はこのシーズンでは好きな生徒がたくさんいまして
佐藤 賢治
学級委員で優等生
金八があの有名な「人という字は~」と説明した際、
「先生それ、入るっていう字でも言えますよね?」と言い放った強者
第一志望の学校に受かって舞い上がって骨折しちゃう、おっちょこちょいな一面も
豊川 康
桜木をいじめていたが、実はそれは愛情の裏返しで
後半になると桜木に並々ならぬ、いや異常なほどの愛情を与える
絶対、悪い女にひっかかるタイプだと筆者は考えます。
高島 よし江
最初は本当に大嫌いなキャラクターで、綺麗に結ばれた三つ編みにすらいら立ちを感じるぐらいでした。
ただ卒業直前に大好きなキャラクターになります。
そしてそして!!!
私が金八先生全シリーズを通して大好きな生徒を発表します。
ドゥルルルルルルルル(ドラムロール)
ジャン!!
日下 信二 です!!
初期はいわゆるガリ勉キャラで
「先生、そんなこといいから授業を先に進めてください」キャラで
学校行事なんて勉強に関係ないとモチベーションが低いキャラでした。
第11話では保の生い立ちを馬鹿にする生徒たちをお説教したところ
保と紀美が教室から出て行ってしまい生徒たちは二人を追いかけます
しかし、一人だけ追いかけず帰ろうとする日下、
なんだよこのガリ勉め・・・!!!
しかし日下は金八に対してこう言います。
「先生、塾があるんで帰ります・・・
でも1996年をすがすがしい年にするために
二人が帰ってきたらみんなで力をあわせて大掃除をしましょう
そして残りの3学期をピカピカにしましょう・・・では・・・」
いい子!!!
ある日、日下は口うるさい母親と喧嘩して
部屋にひきこもるという事件を起こします。
そこで初めて金八にある人への思いを打ち明けます。
「伊丸岡ルミさんは僕の心の母です」
日下は自分に優しくしてくれた伊丸岡さんに恋心というか母性を感じていたのです。
それから事あるごとにこのフレーズが作中に登場します。
それからの日下の暴走は止まらない
受験の気晴らしにみんなで行ったメロンマンというラップグループのライブを見て
(ちなみにこのメロンマンの「ジェットボーイジェットガール」という楽曲が作中で何回も流れたのにも関わらず大して世間的には話題にならず)
「僕は今、ミュージシャンに魅力を感じている」と言い出し、ラップを披露したり
骨髄バンクの大切さを説いた授業のときには
誰よりも先に「先生、僕、骨髄バンクに絶対登録します!!」
(骨髄バンクは20歳以上じゃないとできません)と宣言したり
伊丸岡さんが金八に電話していたことを知ると
「先生!伊丸岡さんは僕について何か言っていませんでしたか!?!?」とめっちゃ確認したり・・・
とにかく可愛い奴なんです!!
第4シリーズは回を重ねるごとに登場人物の本当の性格や思いが見えてきて、先生、生徒の全員好きになれる作品です。
最初はいじめという重いテーマで目を背けたくなりますが是非最後まで見ていただけたら嬉しいです。
個人的には第4シリーズの主題歌「スタートライン」が金八の主題歌の中で一番好きです。
彼ら、受験生の気持ちと照らし合わせて聞くとより深く楽曲を楽しむことができます。
ちなみにOPに出てくる女の子の髪型が角刈り+パンチパーマみたいでめっちゃいかしてますのでそこも要チェックです。
さて次回は金八先生の大きな転換点 第5シリーズを特集します!
3年B組金八先生シーズン3おすすめ回・見所解説
どうも。あやねです。
今回は1988年に放送された第3シリーズに関して書いていきたいと思います。
昭和最後の本シリーズはなんと全シリーズから7年も経過しています。
その間も年に1回ペースでスペシャル版を放送していたのですが
第2シリーズで小学1年生だった子が第3シリーズで中学3年生。
そう考えるとかなり時間が経過していますね。
前回、第3シリーズは革命的だったとご紹介しましたが、
それがなぜかというと
・金八が桜中学校から松ケ崎中学校に赴任
よくよく考えると公立学校の教師がずーっと同じ中学を担当しているのを変ですよね。
・全12話
金八先生を知らない方に言うと、まず驚かれるんですが金八先生は基本的に1シーズンに22話から25話程度の2クールで放送されます。
それが今作だけは武田鉄矢さんのスケジュールの都合なのか半分の12話。
「これじゃあ、今までのファンからしたら物足りないんじゃないの?」
と思うと思いますが、
ご安心ください。この12話に凝縮されています。
・副担任
なんと松ケ崎中学校には副担任制度がありまして、その副担任がケン・イシグロ
最近は平野ノラに電話をよくかけることで有名な石黒賢さんです。
私の中では海外事業部のイメージが強い(※ショムニ)
そしてなにより・・・
金八が結婚して子供までいる!!!
スペシャルでこの辺は少し触れているんですが、
初見のときはスペシャルとばして見ていたのでマジでびっくりした。
そして第3シリーズは有名になる前の役者さんたちが生徒役で多く出ているのも特徴
まずは元SMAPの森くん
そしてV6の長野くん
萩原聖人さん
そして浅野忠信さんまで
しかしここまで有名になると思わなかったのか、
彼らにフォーカスを向けた話がないんですね!!
さてさて前置きが長くなりましたが、
そんな7年ぶりの金八先生の第1話のタイトルはずばり!
「ウンコの旅」
もう1回言うね
「 ウ ン コ の 旅 」
どんな話だよ!という方々のためにあらすじ(ネタバレ含む)をご紹介します。
ダイエットや親の共働きが増えて、両親は不在なことが多いことから
最近の中学生は食事を抜くため、どうやら健康的な便が出ない中学生が多いらしい。
第一話の主人公の加藤敏治もその一人
幼い弟と妹だけで夕食はカップラーメンという生活をしています
(なんという現代っ子)
それではいけないと金八は加藤の家を訪問し、
肉野菜炒めをつくってあげます。
なんとなく食の大切さを知った加藤は朝食を食べて登校してきます。
実は加藤は切り絵が趣味でなかなかの腕前なのですが
「先生、夜食うとウンコちゃんと出たし、朝食うと力が入るね」
「先生にやろうと朝、急いでつくってきたんだ!」
と加藤は金八にあるものを手渡します。
お い お い マ ジ か よ !
このエピソードでぐっと心をつかまれましたね、私は。
もう加藤優も大好きだけど加藤敏治も大好き。
ちなみにこの後第3の加藤として加藤バーバラも出てきます。
そういうわけで割とコメディ色が強い第3シリーズ。
私のおすすめ回をご紹介していきます。
第3話「穴があったら入りたい」
勉強もできず、自分の存在価値もよく分からない三浦泰久は
クラスに馴染めず保健室登校の3B生 水野君恵との出会う。
お互いが出会ったことから
三浦は勉強、水野は教室に戻ることへ少しずつ意識が変わっていって・・・
いやぁ、中学時代って自分の存在がよく分からなくなって急に自意識過剰になって恥ずかしくなったりしますよね。
三浦もそんな生徒の一人なんですが、彼の逃避行動が
穴 を 掘 る
え!タイトル比喩表現じゃなくてストレートにこのこと言ってたの!?
第5話「男は心だ!」
お寺の息子である鶴田竜一は幼馴染で学級委員の梅田恵美に恋している。
恵美は容姿端麗でテニス部主将という才色兼備っぷり。
身分違いの恋を隠しながら生きていた鶴田にある日、事件が起こる・・・
このお話は本当にラストシーンが好きで
テニスをしている恵美の姿を金八と見ながら鶴田は言います。
「俺、あの人(恵美)より長生きしようと思ってる
絶対俺が残って、あの人の葬式にはお経をあげてやるって決めてるんだ
他の坊主にはお経読ませない・・・それでいいんだ」
今までドラマで聞いたどんな愛の言葉より胸にきた・・・
第9話「俺の仕事」
無愛想でつっぱっている柿野啓太郎の母親の仕事はTV局に勤めているため、
実は家のことを自分でこなし、母親をサポートする孝行息子
そんな彼の離れて暮らす姉が結婚することになり、納得できない柿野は、ある日クラスメイトの誤解から大ゲンカをしてしまって・・・
お話としてもとても面白いのですが、なんといっても見どころは
再び登場 武田鉄矢(9年ぶり2回目)
また武田鉄矢が今度は俳優 武田鉄矢役(刑事物語の撮影中)で登場します。
サインをもらってうれしそうな妻の里美から武田鉄矢の印象を聞かれた金八は
「よくできた人ってイメージ。苦労してるよ。あの人は」と褒めるというお約束
ちなみにお姉さん役は
♪朝はパンッ
松下由樹さんです、めっちゃ可愛い。
よく影の薄いといわれる第3シリーズですが、粒ぞろいの良作揃いです。
本当にギャグセンスが良くて何回も大笑いしました。
第7話では普段はおとなしい柴田至則が受験のストレスで大暴れするんですが
包丁でなぜか庭をめった刺し
ストレスの一番の原因が大好きなピアノとバイオリンが弾けないことであり、
勉強じゃないかい!と思ったり…
まぁ、短いシーズンだったので2学期までしか描き切れず、
後日、卒業式はスペシャルとして放送されたりちょっと不満点もいくつかあるんですが
一番の不満点は
3-Bの横線が異常に短かったことです!!!!
3年B組金八先生シーズン2おすすめ回・見所解説
どうも。あやねです。
第1シリーズの紹介からかなり間が空いてしまいました。
今回は金八先生で最も人気が高い第2シリーズをご紹介したいと思います。
大好きなシーズンで大好きなクラスなのでワクワクしながら書いています。
実はよくものまね番組のパロディーで真似されるオープニングは初代ではなく、
第2シーズンのオープニング。
さすが先生、ランニング中の外国人美女とフランクに会話なんてしちゃいます。
何言ってるのかは分からないみたいですけど
第2シリーズといえば、なんといっても加藤優
実は彼の初登場は第5話。
加藤は荒谷二中の転校生(問題児として荒谷二中から追い出された)として3年B組の仲間となります。
最初はぶっきらぼうで挨拶もできないような子でした。
中島みゆきの「世情」が流れるこのシーンが有名すぎて
加藤優ってやんちゃな不良というイメージを持っている方が多いと思います。
声を大にして言いますが
それは違う!!!!!!!!!
加藤は生意気で不器用だけど
それは大人達が自分たちに理不尽な態度をとるからであって
本当は誰よりも心優しく友情に熱い奴なんだ!!!(絶叫)
そんな加藤のことを知っているから中島みゆきの世情が流れるシーンは
「違う!加藤は悪くない!誤解なんだ!!!」と弟と一緒に大号泣してました。
ちなみに個人的な好きなシーンが学校に馴染んできた頃に
クラスの朝礼で好きな曲をみんなで歌うことになり、
金八が加藤にどんな曲がいいか尋ねるシーンで
「・・・YMCAとかかな・・・(小声)」
めっちゃかわいい♡
それに対して全力でYMCAを歌ってあげる3-Bの生徒達
最 高 の ク ラ ス か よ
さて加藤優語りが長くなってしまいましたが加藤以外にも私お気に入りの生徒を紹介します。
野沢純一
勉強はできるけど、気弱で少しドジな生徒です。
特に彼をフォーカスしたエピソードはないんですが、
彼の前の席が3-Bイチのやんちゃ松浦悟の席なんですね。
よく休み時間に松浦は後ろの野沢の机を椅子にすることが多いんですが
野沢は松浦が座っても、この机のわずかなスペースで一生懸命勉強してるの!!
不 憫 ! !
でも第23話では、はじけてツイストを踊る野沢を見ることができます!お宝映像!
では、ここで第2シーズンのおすすめ回をご紹介していきます。
第6話「腐ったみかんの方程式 その2」
転校してきたがうまく馴染めない加藤は学校を抜け出し、
不良のたまり場といわれている「スナックZ」に逃げ込む
なんとか加藤に学校に来て欲しい金八がとった驚きの作戦とは・・・
第11話「クソまみれの英雄達」
金八好きの中でこれをNo.1エピソードにする方も多い程、人気の回です。
ある日、1時間目の授業に出なくてもいいから
男子5名ぐらいに手伝って欲しいことがあると言い出す金八
その手伝いは「物事の原理を考えるぐらいの頭脳が必要」
と聞いてクラスイチのガリ勉 平尾久之も手伝いに参加することに
意気揚々と手伝いに向かう男子たちであったが
手伝いとは男子トイレの詰まりを修理することだった!!
最初は平尾はもちろん、嫌がる男子一同であったが
一つの偶然がきっかけで
平尾の闘争心に火がつき、みんなも真剣になっていって・・・
タイトルはあれですが、見た後の爽快感は抜群な作品!!
第15話「生きることは学ぶこと」
この笑顔がベリーキュートで3-Bの癒し系の土屋英樹ですが、
実は彼には両親がおらず、姉と一緒に暮らしています。
彼のお姉さんは高校には行かず
フラワーショップというキャバレーで働いて生活を支えています。
源氏名はさくらですが本名は珠子さんというそうです。
珠子さんは明るいんですが、少し強引なところがたまにキズ。
そして、珠子さんはある目的の為に金八に週3日国語を教えてもらいます。
一生懸命に勉強し、テストの点数も伸びてきて
その目的を果たそうとする珠子さんでしたが、
今まで勉強してきたことで、あることに気づきます。
勉強とは、学ぶとは、学問とは・・・そんなことを改めて考えさせられる回です。
他にも
クラスの絆を描いた第7話、8話の「3B学習発表会」や
テレビでも有名な第23話、24話の「卒業前の暴力」もおすすめです。
あと私が本格的にはまったのは第4話「人助けカンパ事件」で・・・あ〜もう語りきれないぐらい楽しい回がたくさんあります。
最終回での別れが惜しくなるような作品ですので
金八初心者の方はまずは第2シリーズがオススメです。
最後に小ネタなんですが
卒業式後の謝恩会で3-Bのテーマソングを歌おうと
この第2シリーズの主題歌である「人として」をみんなで歌うんですが
今までこの歌を歌う描写一切なかったのに、
なぜかみんながいきなり歌える不思議。
この怪現象はほとんどのシリーズで起こるお約束になってますので他のシリーズでも是非チェックしてみてください。
さて次は色々と革命が起こった第3シリーズ
今度は早いうちに書き上げたいと思います!